中三理科

2007年5月17日 塾での話
運動のようす

力がはたらくと運動のようすは変わります。逆に運動のようすが変わった物体は力がはたらいたことになります。運動のようすが変わるとは速さまたは運動の向きが変わることをいいます。
止まっていた物体が動き出したり、速さが速くなったり遅くなったり、向きが変わったときには力がはたらいたことになります。つまり力がはたらかないときは速さも向きも変わらないということです。
次に力がはたらかないときの運動のようすを考えてみましょう。

慣性の法則

慣性の法則
物体に力がはたらいていない(または力がつりあっている)ときに
 ・静止している物体は静止し続ける
 ・運動している物体は等速直線運動を続ける

物体がその運動の状態を続けることを慣性といいます。
例えば・・・
 ・電車(乗り物)に乗っているときにブレーキがかかると体が前のめりになる。
 ・エレベーターが下がるとき体が軽く感じる。
 ・だるま落とし。
 ・テーブルクロス引き。
注・・・地球上では重力や摩擦力、空気抵抗があるので純粋に等速直線運動を続けることはないです。

〜ここで質問〜
一定の速度で走っている電車の中で、飛び跳ねるとどうなりますか?(良い子はマネしないようにね☆)
1.    飛び跳ねた位置より後方に着地
2.    飛び跳ねた位置に着地
3.    飛び跳ねた位置より前方に着地

答えは・・・

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