中二数学

2007年5月11日 塾での話
単項式の乗法と除法です。まぁ掛け算と割り算ですね。

乗法は加法や減法よりも比較的楽と思われます。中一で文字式の四則計算を習っているので、その応用です。

中一
a×b=ab
3×y=3y
(文字)×(文字)または(数字)×(文字)という計算で、『×』は省略してよいという内容でした。

中二
『3a×2b』のように(単項式)×(単項式)という計算になります。
例えば・・・

3a×2b=3×a×2×b
  =3×2×a×b
  =6×ab
  =6ab

となります。簡単にいうと単項式には係数と文字がありますので、係数(数字)は係数(数字)どうしで掛け合わせて、文字は文字どうしで掛け合わせるだけです。それを並べて書けばOKです。
そんなわけで

3a×2b
3×2=6でa×b=abやから
6ab

ってなります。わざわざ分解しなくてもいいですね。分数や小数になっても同じです。分数は分母は分母どうしで掛け合わせて、分子は分子どうしで掛け合わせればよいです。分数なので約分は忘れないようにしてください。係数(数字)は係数(数字)どうしで約分して文字は文字どうしで約分しましょう。文字の約分は分母と分子で同じ数だけ同じ文字を消してやります。
例えば・・・

分母にaが5個掛け合わさったもの(aの5乗)、分子にはaが2個掛け合わさったもの(aの2乗)があるとします。この場合は分母と分子からaを2個づつ消してやります。つまり分母にはaが3個残り(aの3乗)、分子にはaが消えて1が残ります。約分しても0にはならないので注意してください。数字の場合でも約分して0が出てくることは無いですね。

そんな感じでお願いします。
除法は後日・・・

でゎでゎ

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